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2010年1月12日火曜日

鉛筆からバイオリンまで 子供たちに教材を寄付しよう! "Donors Choose"

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「デッサンの授業をしたいが、適切な筆記用具がない。」
「音楽の練習をしてもらいたいが、バイオリンが足りない。」

あなたが公立の学校の先生だったら、こんな時どうしますか?

ここで登場するのが、Donors Chooseです。
クラスのニーズと、寄付する人を結びつけるWebサイトです。
Donors Chooseを通して寄付された資金で、
登録されたクラスの必要なものを購入します。

ギターが人数分足りないとか、顕微鏡の数が少ないとか、
公立の学校に通っていた方なら雰囲気が分かるかと思います。

簡単に例を見ていきましょう。


こちらは、サッカーゴールを希望している先生からの投稿です。
地域で小学生とかの子供たちにサッカーを教えているけど、
ゴールがないから困っているの・・というものです。

ページには予算や、税金、内訳について記載されています。
今回のものはサッカーゴールですから、
若干高めの3000ドル弱の値段設定がされています。


寄付は口数などは関係ありませんので、1ドルの小口から行うことができます。
想定金額に達したら、DonorChooseが寄付されたお金からゴールを買って、
この先生のところに贈ってくれます。

もちろん、寄付した人には子供たちからの写真などが送られてきます。
100ドル以上寄付した人には、子供達から手書きのメッセージが送られてきます!
これはいいですね。

公立学校でのニーズに絞った、良いアイデアだと思います。
政府に頼らずに、一人ひとりの善意・行動で良くしていく、
そういった米国の良い面が現れたものですね。

尚、やっぱりこのサービスは米国のみです。
日本で誰か始めませんか?


女優のクレア・デーンズが持ってきてくれたりとか。
うらやましいですね。