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2009年10月28日水曜日

NPO・NGOのレーティング

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なぜ、日本では寄付がなかなか根付かないのか、
というのは古くて新しい永遠のテーマです。
だから、非営利組織の人たち、特にリーダーは、そんな中でも薄給でがんばるのだ!というようなイメージが日本では強いと思います。

確かに、米国には文化としてチャリティーという存在があると思います。
けれど、それでは思考停止してしまいます。
やり方を変えましょう、という議論が必要だと思います。


寄付を行う際に、何を基準に寄付先の決定を行いますか?
非営利組織を取り巻く環境において、日米での大きな違いはここにあると思います。

それは、徹底したディスクロージャーです。

米国の筆頭はこの2つ。

 ・charitynavigator

 ・BBB

ためしにRoom to Read とかを入れて検索します。

すると、グラフが出てきます。
いいですね。分かりやすいですね。
まるで、株と同じですね。

株の世界では、ディスクロが詳細(優秀)だと、いい悪いは別として、
投資判断もしやすいものです。
先ほどのグラフに戻ると、しっかりとCEOの報酬も出てますね。

国への提出書類の様式が違うというのはありますが、
日本でそこまで開示している団体ってあるんでしょうか?

先日の「マーケット」概念との組み合わせはここです。

 ・優良団体の選別
 ・不採算(非効率)団体の退場
 ・資金が集まる「場」の形成
 ・「ゲーム的」に「楽しめる」コンテンツへの変化


このへんに面白さがあると思います。
何ができるか・・ワクワクしてきますね!