なぜ、日本では寄付がなかなか根付かないのか、
というのは古くて新しい永遠のテーマです。
だから、非営利組織の人たち、特にリーダーは、そんな中でも薄給でがんばるのだ!というようなイメージが日本では強いと思います。
確かに、米国には文化としてチャリティーという存在があると思います。
けれど、それでは思考停止してしまいます。
やり方を変えましょう、という議論が必要だと思います。
寄付を行う際に、何を基準に寄付先の決定を行いますか?
非営利組織を取り巻く環境において、日米での大きな違いはここにあると思います。
それは、徹底したディスクロージャーです。
米国の筆頭はこの2つ。
・charitynavigator
・BBB
ためしにRoom to Read とかを入れて検索します。
すると、グラフが出てきます。
いいですね。分かりやすいですね。
まるで、株と同じですね。
株の世界では、ディスクロが詳細(優秀)だと、いい悪いは別として、
投資判断もしやすいものです。
先ほどのグラフに戻ると、しっかりとCEOの報酬も出てますね。
国への提出書類の様式が違うというのはありますが、
日本でそこまで開示している団体ってあるんでしょうか?
先日の「マーケット」概念との組み合わせはここです。
・優良団体の選別
・不採算(非効率)団体の退場
・資金が集まる「場」の形成
・「ゲーム的」に「楽しめる」コンテンツへの変化
このへんに面白さがあると思います。
何ができるか・・ワクワクしてきますね!