以前紹介した、Convioからレポートが出ていましたので、ご紹介。
題して、『アメリカの寄付2.0データ』とでもいいましょうか。
世代別の寄付の特徴をまとめたものです。
・熟年世代(1945年以前生まれ)
・ベビーブーマー世代(1946~1964年生まれ)
・X世代(1965~1980年生まれ)
・Y世代(1981~1991年生まれ)
大きく4つに分けてデータを取っています。
アメリカだと結構一般的な区分けですね。
この中で、特徴をまとめてみました。
①若い人はお金だけではなく、口も出したい?
熟年世代の平均年間寄付額は1066ドルに対して、Y世代のそれは341ドル。
しかし、ボランティアとしてその団体に関わったり、SNSを通して他人への口コミ、
イベントへの参加という、その他の貢献がY世代は熟年世代よりも1割以上高い。
若い世代の協力者が少ないという団体は、お金以外の参加方法や、
参加できるコンテンツを用意しているだろうか?
②新しいツールの登場と、寄付方法の多様化
先日のハイチの例もあるが、モバイルによる寄付や、
ソーシャルメディアを使った寄付が加速度的に増えている。
しかし、特に熟年世代などは、手紙や電話といった昔ながらの方法による
連絡を最も信頼している。
どちらかに偏ることなく、新しいツールも積極的に取り入れながら、
心をのこもった手紙を書いたりする必要がある。
なお、熟年世代でも、半数の人がFacebookを使っていることが判明している!
③頭を柔軟に、世界を広げる
もはや、ご近所の人だけが見ているのではない。
小さな試みですら、世界中の人が興味を持って見てくれる。
大きくいこう。
最後は私の意見でしたが、このような感じです。
皆さんの団体に当てはめた場合、どうですか?
何かのヒントになれば幸いです。
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