Design for the other 90%は、取り組みの一つです。
それは、「世界中のモノは、10％の人間のためにしか形作られていない」
という問題提起から始まっています。
そこで、大多数の残り90%の人間のために、役立つ製品をみんなで考えましょう、と。
このプロジェクト、書籍がベースになっています。
日本語版は2ヶ月ほど前に出たところです。
「世界を変えるデザイン」ですか。
いい日本語ですね。
ここでは、いくつかのカテゴリーに分けられています。
・住まい
・健康
・水
・教育
・エネルギー
・乗り物
中でも私が強く惹かれたのが、「水」のカテゴリーの、Q Drumです。
これは、「転がして水を運ぶ道具」です。
ありそうで、なかったという代物でしょうか。
頭に上にバケツを載せて、長い距離を歩く必要がなくなる、と。
小さな子供でも、楽に水を運ぶことができます。
あの映画なんかでよく見る映像がこれからなくなるかもしれませんね。
素晴らしいアイデアですね。
ただ、日本円で1個 5000円くらいするみたいですので、
寄付する仕組みを作れないかと考えています。
その他にも、唸ってしまうようなアイデアが多いですね。
